2014年7月19日土曜日

Cast Nut Case (キャスト ナットケース)

Cast Nut Case (キャスト ナットケース)

難易度   ★★★★★★
ひらめき指数★★★★★★
論理指数  ★★★★★☆
2006.10-
(以上、販売会社からの引用)

■難易度は高いが、パズル自体のエレガントさをあまり感じなかった。構造をみて、ナットの溝はナットの一部分にしか刻まれていないことが予想できる。その場所を探すのに苦労するかもしれないが、制作者のヒントに気づければ、ゴールは近い。

 本投稿は、ゴールから示す。ボルトは図1のような構造をしていることが想像できるか、また、ナットには溝が一部の見切られていることが想像できるかが鍵。制作者のヒントというか、目印は、"case"の"s"がボルトの合わせ位置に合うようになっている。

図1

  図1のボルト部品を互いに近づけて、ナットを締め合わせれば初期状態となる。但し、図2はナットの組み合わせが販売時の状態とは左右逆になっている。

図2

Cast S & S(キャスト エスアンドエス)

Cast S & S(キャスト エスアンドエス)

難易度   ★★★★☆☆
ひらめき指数★★★☆☆☆
論理指数  ★★☆☆☆☆
1984-
(以上、販売会社からの引用)

■Sのスペースが非対称となっているため、抜ける場所と抜けない場所がある。これに気づけるかがポイント。難易度はそれほど高くないのも納得である。

 ロゴが入ったSとロゴのないSがある。また、Sの両端には短いロッドがある。ロゴの入らないSにおけるロッドの面取りをしている側を上に向けておく。(図1参照)

図1

 図2の様にロッドをくぐらせる。

図2

 つづいて図3の様にロッドをくぐらせる。

図3

 後はSを外すように動かすだけ。(図4参照)

図4

 完了。(図5)

図5



2014年7月12日土曜日

Cast Chain(キャストチェーン)

Cast Chain(キャストチェーン)

難易度   ★★★★★★
ひらめき指数★★★★★☆
論理指数  ★★★★★★
2002-
(以上、販売会社からの引用)

■リングの隙間は狭く、先端部は太くなっており、一見外せないように思う造りだが、よく観察すると、リング1、3は非対称な形状をしていることに気づく。(先端の穴のことではない。)つまり、タンデムに繋がれたリング1、2、3それぞれの順番を入れ替えて、非対称な形状を利用してスペースを生み出すことみよって、リング2が外れるようになっているのだろうと予想をすることができればゴールは近い。

 初期状態。
 2とは異なり、1と3は非対称な形状になっていることがわかる。(図1参照)
 1の腕のへこみと、3の先端部のへこみを組み合わせることで、2を外すためのスペースを確保することがポイント。
 そのためには3を1と2の間に移動させる必要がある。
 ただし、1と3の形状の非対称性のため、単に隣り合わせればO.K.とはいえない。(図3参照)
図1

 まず2を外すことができる。
図2

 そのために、3と1を下のように組み合わせるのがポイント。写真ではわかりにくいが1の腕と3の先端が”ツライチ”になっている。下図は既に2を外している。
図3

 1と3のみならば簡単に外せる。
図4

Cast Devil(キャストデビル)

Cast Devil(キャストデビル)

難易度   ★★★★★☆
ひらめき指数★★★★☆☆
論理指数  ★★★★☆☆
1994-
(以上、販売会社からの引用)

■無理な力を必要とせず外すことができるだろうことは初見でわかるものの、ついつい無理な力をかけてしまいそうな操作に陥りがちだ。図2から図3への操作に気づいたとき一番の爽快感が得られると思う。できるだけ解法を見ずに取り組んで図5にたどり着いた感動を味わっていただきたい。

 初期状態。(図1)
図1

 図2のような状態にする。
図2

 図3がポイント。
 図2から図3への操作に気づけるかが鍵。
図3

 図3から図4へは、両者を互いに逆向きになるように移動させる。
図4

 無理な力を必要とせず、外すことができる。
図5